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今までに読んできた本。見てきた映画。やってきたゲーム。漫画、アニメ、趣味その他自分の中身ぶちまけブログ。
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作家名から一般に思い浮かべるイメージやったら
多くの人が、たぶん、「陰陽師」とか、最近やったら、「大帝の剣」、
漫画好きな人やったら、「神々の山嶺」なんかが来ると思うけど、

写真・カメラの趣味や、山の、登山の趣味の影響を強く受けた自分個人としては、
メジャーになってしまった、作品よりも、多くの人が知らないであろう、
名作たち、独特の文体から作家の個性がにじみ出ているような、短編たちに、
愛着があったりする。

たとえば、

悪夢喰らい

アマゾンのマーケットプレイスで、ちょっと見てみたら、いくら古い本やからって、
一円とか三十円で売ってた・・・。
俺個人の中では、夢枕獏作品ランキング飛び越して、
好きな短編小説ランキング上位に居座ってる名作揃いの一冊やのに・・・。


奇譚草子

これも安いくせに力作・名作ぞろい。
夢枕獏独特の語り口で紡がれた、彼風の怪談集。
本当に怖い話もあるし、エンターテイメントとして楽しめるモノも、あるし。


怖い話集やったら、むしろこっちの方がお勧めかも。

ものいふ髑髏 

怖くて怪しい話、10編。
獏ワールドが、文章と言葉の間からにじみだしてきてて、笑う場所じゃないのに
表情が笑いの形になってしまうような(怖いからか?)作品とか、
楽しんでみてください。


鳥葬の山

1985年から、かかれたモノを集めた一冊やけど、
今読んで見ても、背筋が凍り付きそうになったり、いろんな意味でゾクゾクさせられたり。
幻想的やったり、不気味やったりするけど、異文化に触れたとき、
自分の今までの価値観と違う、なにか、とであったとき、
新しい発見をするのか、拒んでしまうのか、色々考えさせられた話もあったで。
これは8編。



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中学一年の頃。

当時の担任で部活の顧問の若い先生が、

「俺の本やけど、読みたい奴は勝手に読め」

とばかりに無造作においてあった朝日ソノラマ文庫たち。


夢枕獏。

菊池秀行。


真剣に読書にはまるきっかけはここから。


夢枕獏・キマイラシリーズ 




なんかは、2007年現在でも執筆中やから
一つの作品の中で、
彼の文章力というか、筆力の移り変わりや、
価値観、モノの見方、いろんなモノ、事への思い入れなんかがどんどん
のびたり変わったり成長したりしているのが伝わってきて、数年に一度、
シリーズ、獣数冊・・・・いや、十数冊一気読みするとおもしろいタイトルやな。


完結しないから、キマイラシリーズより後から書き出した作品で
受賞したり、なんて事もあったりして、長期執筆中作品は気長につきあわないと
あかんかも。

ちなみに夢枕獏さんの作品で好きな作品上位から紹介すると・・・

(クリックすると他の人の書評やランキングなど、アマゾンWEB書店での情報も見られます。)

上弦の月を喰べる獅子



岩手の詩人・螺旋・進化・人の幸せ、いろんなモノを絡め合わせて宇宙の法則や、真理について
夢枕獏独特の作風を発揮しながらデビュー当時から引きずる
「エロスとバイオレンスの・・・」というあの定義も吹っ飛ぶほど、ファンタジーというか詩的というか、
SF風というか、・・・もうめんどくさい、夢枕獏風の一気読みできる上・下巻。
俺様小説ランキング第1位の作品。




荒野に獣慟哭す 



最近は夢枕獏さんのいろんな作品がコミック化されていて、
検索すると、目的の小説より上位にコミック作品が出てきたりするけど、
おもろい話は小説でも、漫画でも、魅力的や、っちゅうことか?

これこそエロスとバイオレンスの格闘伝奇小説や!
人間のキマイラ化、新説、別ストーリーかとも思わせるけど、
休む暇なく読めてしまう寝不足警報鳴りまくりのシリーズ。


神々の山嶺(いただき)

この作品は自分の中で、鮎釣りモノのあの作品と並んでなぜか双子的に魅力のあるストーリー。
作中人物が鮎にとりつかれた彼と、似ているからなんか?
また、将棋の話(分かる人には分かって島雲霞?これだけの情報で)とも何かよく似た
空気が満ち満ちた、何か登山とか山岳ロマンとかを飛び越えて、その人が
一つのことにとりつかれたのか、のめり込んだのか、鬼になっていく(獏風?)、
そんなヒューマンドラマ的な熱い話。

これまた雑誌掲載のコミックと並んで人気爆発?
コミック、小説、どちらも俺は魅力的!


大帝の剣 夢枕獏 

15年間ほったらかしで、いきなり映画化されるん?
とかおもってたら、続編を含む豪華装丁版で映画公開までに3ヵ月連続刊行!! 

基本的には闇狩り師シリーズの九十九乱蔵や、夢枕獏・キマイラシリーズ の
乱蔵の弟、九十九三蔵タイプの漢(おとこ)が好きで、
いや、それを言い出すと、キマイラの円空山にいる、あの爺さんの醸し出す空気や、
それに似た、陰陽師シリーズでの彼と、彼の会話にただよう雰囲気なんかも印象的で
お気に入りの文章いっぱいやけど、そんな事言うとったらきりがないので、

とにかく、あのでかい漢・男キャラが、圧倒する力を存分にふるえる世界を獏さんが用意して
くれているので思う存分、主人公が動き回れるのを、楽しめる作品・大帝の剣。

でも、映画化主人公が、阿部寛とは、ちょっと以外やった・・・
時間の流れや会社の運営。

池の貸しボートに乗って、オールを漕いでいるような感じ。
後ろに向かって一生懸命オールを漕ぐ。
見えるのは通り過ぎた景色だけが視界に入るから。

未来に向かって一生懸命に後ろ向きに前進するボート。

3年後、5年後、10年後を予想して経営計画、理想、夢を、描く。


通り過ぎた過去の景色から未来を出来るだけ予想して、
変化に対応できるように柔軟な理想、目的を設定。

そう。
目的、ゴールを明確に決定もせずにひたすらがんばっても、
そのがんばりが、本当の目的、ゴールから遠ざかったり、
離れていく方向に向かっていたら、と想像すると恐ろしくも、なる。

到達するべき大きく遠い目標があれば、
底にたどり着くまでの道のり、方法を模索し、
中継ポイントを設定して底までの方法、ルートを試行錯誤もできる。

近所のコンビニにジュース一本買いに行くのなら、
着替えもせずに自転車にも乗らず、サンダルはいて
小銭を持ってでかければいい。

10キロ先の本屋に行って目的の本を買うのなら、自転車、いや、
車でちょっとでかけようか?

それよりもネットで注文、配達してもらった方が、便利じゃないか?


5000キロ向こうの海外に行くのなら、飛行機がいいか?
飛行機のチケットを手に入れるための努力と手続き。
そのための行動を起こそう。
チケットを手に入れたら、パスポートなど用意して、
出発準備。


そう。仕事も、人生も、まず、目的や夢を、
それもでっかい奴を、設定してみようと。



営業も、製造も、販売も、いっしょ。

良いセミナーに、参加させてもらった。

キャンプや釣りに行くとやりたくなってまうんが、
「たき火」

 

家に帰ってきて、服や道具に付いたあの、独特のにおい。
煙というか、すすというか、自分ではあまり気にならないけど、
次の日、たき火の記憶を際だたせる残り香。

背中が寒いのに、炎に向き合ってる面だけがやたら熱かったり
煙がなぜか自分にばかり向かってきたり、
ちょっと焦げた食材でもおいしく食べられたりと、
色々あるけど、
なぜかたき火に引かれる。

 

ある建築家が、出来るだけ、住む家のデザインに暖炉を取り入れるよう、
心がける。家族全員で座れるソファーと共に。

 

身体の進化と文化・ライフスタイルの進歩とのずれ。

 

生物としての進化と、ミームの進歩スピードのずれ。

 

近所の河原や自転車での行動範囲内にあるため池、農業用水で
魚が釣れる可能性のありそうな水場をほぼ小学校を卒業するまでに
制覇していた。

 

一日に一束、束釣り、つまり百匹釣りも何度も味わって、
「釣り」というより、「漁」に近い感覚も覚えてた。

 

当然子供ながら夢中にもなるし、大人から見て、あきれるほどの釣行回数も
かさねるけど、やっぱり餌、浮き、重り、針でのフナやじゃこ釣りに
飽きるのも当然やったとおもう。

 

で、小学校高学年、10才頃からかなぁ。
ルアーに目覚めたのは。

 

バス釣り大ブームの始まるちょっと前。

 

馴れないリールの扱いにバックラッシュばっかりしてた時期もあったけど
すぐになれて、安いスプーンでよく釣れるタイプをいっぱい集めて
喜んでたのを思い出す。

 

当時のターゲットはナマズ。

ツイストっていう商品名のスプーンで、
赤と黄色のカラーパーターンが一番釣れた。

トリプルフックをシングルフックにかえたり、
鉛を溶かしてスプーンにくっつけてバランスを変えて
使いモノにならなくしたり・・・。

一昔前の格言めいたのに、

釣りは、「フナに始まり、フナ釣りに終わる」

みたいなのがあるけど、どうなんやろう・・・・


初めて自分の釣り竿、仕掛け、餌を準備して釣りだしたのは、

小学校低学年のうちから、やったとおもう。

家の横に農業用水と、川と呼ぶにはあまりにも水量が少ない、雨の後だけ水がいっぱい流れる
小川が流れていて、100メートルも歩かないうちに一級河川に流れ込んでいるポイントがある。

 オトンからもらった子供にとってはやたらと重い釣り竿。
鯉釣りようのぶっといみちいと。
針は自分で結べないから、ハリス付きで売ってる奴。
おもちゃのような玉浮きや、河原で拾った浮きと、ゴムの浮き止め。
かみつぶしか、簡単にちぎれる板錘(重り)。

竿、糸、浮き、重り、針、そして、

餌。

家の裏でちょっと土を掘り返したり、ブロックやレンガを除けると、すぐにミミズがおった。
それを空き缶や瓶に土と一緒に詰め込んで持っていった。

よく脱走されて大騒ぎになったのもおぼえてる・・・・

 

学校から帰ってきては、みんなと野球する誘いを断ることが多くなった理由が、釣りやった。

オイカワやフナの引き、数釣りがおもしろくてほとんど毎日、河原に行ってた気がする。

 

家に帰る時には魚籠(びく)をひっくり返して全部逃がしてやるのに、
なぜか、釣った魚全部、魚籠に入れていたんは、魚の引きや当たりにあわせる
やり取りなんかのおもしろさ以外にも
漁としてのおもしろさみたいなモノも、子供心にかんじてたんかもしれへん。

記憶にない。

初めての釣りって、いつ、

どこで

なにを釣った、釣ろうとしてたんやろぅ?


いろんな事から考えると、たぶんオトン(親父のこと)に連れられていった、鯉釣りが最初とちゃうやろか?

 

今は鉄砲もって鹿やらイノシシ、カモとか撃って来るのがしゅみになってる

オトンやけど、若い頃は鯉釣りがすきやったみたいや。
和歌山の出身で、昔取った杵柄、川に入って石積んで
ウナギ取ったり、

刺し網使ってハイジャコ、おいかわ取ったりも、よくやってた。

前の晩からふかしたサツマイモつぶして蜂蜜やらサナギコ(くっさいやつ)
混ぜて練って、真鍮かアルミの弁当箱に詰めて冷やした芋羊羹、もって
休みのたびに、決まった川のよどみに出かけていっては、
ひたすら、すわってたような、なかったような・・・

 

小さい俺は、たぶんじっとせずに走り回ったり、木や石、川面に投げ込んだりして
邪魔ばっかりしてたんやとおもうけど。

 

そういえば今でもガレージの物置の中で鯉用の吸い込みバリ、あるはずや。

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